2017-05-01

伊島 薫・伊島薫太朗 二人展





蚊やハエ、アブなど、伊島薫氏の身の回りに現れては一瞬のうちに殺された虫たち。それらを、リングライトを装着したデジタルコンパクトカメラの顕微鏡モードで凝視し撮影したシリーズが「虫螻」です。
彼自身の生活日記やドキュメンタリーのようでもあり、また、死体にハイブランドの服を着せる「最後に見た風景」シリーズと、人体のありのままに迫る高精細スキャン「あなたは美しい」シリーズの延長線上にある作品とも捉えられるでしょう。
一方、伊島薫太朗氏の「落花」は、花弁が落ちていく瞬間の造形美をカメラで丹念に追い続けたシリーズです。
シンプルな構想でありながら、花のカラーグラデーション、落ちていく空気感と偶然に得られる光彩、シャッタースピードなどを絶妙にカクテルして描かれ、生命とエロスを謳う抽象画のようでもあり、また見ているうちに、花弁を振り落とす彼固有の身体性や視線にシンクロできそうな、実験的な作品になっています。

本展は、父子による初めての二人展です。
二者に師弟関係はなく、薫太朗氏は独学で写真を学び、「落花」シリーズを撮りためてきました。
父子それぞれ、モチーフは異なりながらも、生命へ向けられたユニークなコンセプトと、写真でしか表現しえないアプローチで瞬間美に迫り形にするセンスには強い共通性が感じられます。
そこで今回、これらのシリーズを初めて発表する機会を同時に設けることとなりました。
本展のために制作される額装プリント、約30点ずつを展示・販売いたします。

また、同名写真集も刊行され、会場にて先行発売いたします。



伊島 薫・伊島薫太朗 二人展


会期   201762()614() 会期中無休・入場無料
開場時間 12:0019:00 ※最終日のみ~18:00
会場   AL 1F main space
     東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
     TEL 0357229799 www.al-tokyo.jp


会期中イベント 2017年6月8日(木) 18:00~18:30
ゲスト:浜崎貴司
伊島薫、薫太朗親子と親交のあるフライングキッズの浜崎貴司が
本展に至る経緯や作品について、二人から話を聞きます。


浜崎貴司 (HAMAZAKI TAKASHI)
数々のスマッシュヒットを連発し、ジャパニーズ・ファンクを確立させたFLYING KIDSのフロントマン。
並行したソロアーティスト活動も15年以上にわたり、
コンスタントに作品をリリースしながら、多彩なアーティストとのコラボレーションも展開。
弾き語り共演ライブイベント『GACHI』をシリーズ化し、多くの名対決を繰り広げている。
都内ライブ会場での対決が恒例だったが、近年では『出前GACHI』と銘打ち全国展開中。
2011年よりギター一本で全国をまわる
『浜崎貴司 弾き語りツアー“LIFE WORKS LIVE ~Since2011 / 終わりなきひとり旅』をスタートさせ、2015年6月には100本目を迎えた。この旅は現在も遂行中。
2016年2月、ソロとしては初のベストアルバム『シルシ』をリリース。
更に2016年5月には、「ウイスキーが、お好きでしょ」を配信シングルとしてリリース。
「サントリーウイスキー角瓶」CMでお馴染みの名曲を浜崎貴司が歌う。
浜崎貴司OFFICIAL SITE  http://hamazaki.org/




写真集刊行 :  
伊島 薫「虫螻」A5判 64ページ 予価2,000円(税抜) 
伊島薫太朗「落花」A5判 64ページ 予価2,000円(税抜)
20176月上旬に同時発売予定。会場にて先行販売



伊島 薫(いじまかおる) アーティスト
1954年、京都府生まれ。’80年代からフォトグラファーとして活動を開始。ミュージシャンのCDジャケットやポートレ
ート撮影、ファッション誌、広告写真を数多く手がける一方、’94年に実験的なファッション誌「Zyappu」を創刊し自
ら編集長に。代表的な作品シリーズに「最後に見た風景 - Landscapes with a Corpse」、「あなたは美しい」など。欧
米各地でも個展を開催し高い評価を得ている。最近の個展に「あなたは美しい」(2017年、京都場)。

伊島薫太朗(いじまくんたろう) アーティスト
1988年、東京都生まれ。エスモード東京校、ここのがっこう、英国などでファッションデザインを学ぶ。写真は13歳か
ら撮り始め、独学で習得。2005年より作品制作を開始した。



【企画・主催】
GALLERY SPEAK FOR
http://www.galleryspeakfor.com/